今年こそは太りやすい体を卒業!

お正月は、何かと食べ過ぎ寝過ぎで太りがち…。今年こそはとダイエットに励むものの、長続きせず、かえってリバウンドしてしまう人も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、太りにくい体をつくるために必要な体幹のインナーマッスル(体の深部にある筋肉)を鍛える運動です。ぜひ日常の中に取り入れてみてください。

監修:

黒田 恵美子

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代謝をあげて、お腹周りをすっきりと!

 筋肉を付けることで代謝が上がり、カロリーを消費しやすくなります。中でも、特に効果がでやすいのがインナーマッスル。鍛えると徐々にお腹周りがすっきりしていき、太りにくい体になるのです。そこで、「くるくる自転車こぎ」と「腕立てポーズ」を行っていきましょう。

■くるくる自転車こぎ

①床に座り、後ろに肘をつきます。

②膝を曲げて両足を浮かせ、
自転車をこぐように、
左右の足をくるくると回します。

【目安】左右合わせて20~30回

<ポイント>

❶腰は、反ると痛めやすくなるため、
浮かせないようにしましょう。
❷お尻を締めるようにすると、
インナーマッスルに力が入りやすくなります。
❸足の位置を低くすると、
より運動効果が高くなります。

■腕立てポーズ

①腕立て伏せを始める前のように、
四つん這いになります。
このとき、腕は肩から真っ直ぐ伸ばし、
肩幅程度に広げます。
膝はついたままで構いません。

②少しずつ前へ体重を傾けながら
膝を伸ばしていき、
お腹に力が入るところで
キープします。
①の姿勢に戻り、また②の動作を繰り返します。

【目安】はじめは10秒くらい、慣れてきたら時間を延ばしていき、1分を目標に3~5セット

<ポイント>

❶背中は反らせたり、丸めたりせず、真っ直ぐにしましょう。
❷無理のないように、時間は少しずつ延ばしていきましょう。

※この記事内容は、執筆時点2020年12月18日のものです。

黒田 恵美子(くろだ えみこ)
健康運動指導士。一般社団法人 ケア・ウォーキング普及会 代表理事を務め、メタボ予防、ロコモ予防から美容につながる運動まで、多岐に渡り指導を行う。著書に『黒田式ケア・ウォーキング』『100歳まで歩く技術』などがある。

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