マスク着用で困る人も…
「耳マーク」にご配慮を

皆さんは、「耳マーク」をご存じでしょうか。これは「耳の聞こえが不自由です」という自己表示のために考案されたマークです。今、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどの方がマスクを着用していますが、聴覚障害のある方にとっては、そのマスクが意思疎通の大きな壁となっています。「耳マーク」をお持ちの方を見かけたら、コミュニケーションの配慮をするようにしましょう。

マスクが邪魔をし、口元が見えない

 例えば、スーパーのお会計時に「レジ袋はご利用されますか?」と聞かれることがあります。聴覚障害のある方はこの時、店員さんの口の動きや表情から内容を理解しています。しかし、マスクを着用していると顔が隠れてしまうため、それが難しくなります。こうしたコミュニケーションのすれ違いが、大きなストレスとなることもあるようです。

指さし、筆談が
コミュニケーションをスムーズに

 しかし、感染拡大が懸念される中、「マスクを外してください」とはなかなかお願いできません。そこで有効なのが、「指さし」、「筆談」です。スマートフォンも画面上でやり取りできるので有用なツールです。
 聴覚障害のある方は見た目にはわからないために、社会生活上で不安が少なくありません。もしこの「耳マーク」をお持ちの方が店先などで困っていたら、筆談等を活用してコミュニケーションが円滑にできるよう、ぜひ相手に寄り添った対応の心がけをお願いします。

出典:一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

※この記事内容は、執筆時点2020年4月17日のものです。