“ほじょ犬”への理解を
深めて、助け合いを!

街で犬を連れて歩いている方の中には、ペットとして散歩しているのではなく、パートナーとして手助けをしてもらうために同行させている場合があります。そのようなサポートをしている犬は「ほじょ犬」と呼ばれています。この「ほじょ犬」に出会ったときの対応についてご紹介します。

障がい者をサポートする「ほじょ犬」

 “ほじょ犬”は「身体障害者補助犬」のことで、障がいがある方の自立と社会参加をサポートする犬のことをいいます。街で見かけたら、勝手に触ったりせず温かく見守り、もし、ほじょ犬を連れている方に困っている様子が伺えたら、声掛けや筆談などで「何かお手伝いしましょうか?」と、積極的にサポートしましょう。

ほじょ犬は「お仕事中」です

 ユーザーは、ほじょ犬と共にさまざまな交通機関や公共施設を利用します。ほじょ犬はユーザーの指示がとても大切なので、ほじょ犬に対して、食べ物を与える、話しかける、じっと見つめる、触る等の気を引く行為は避けましょう。

■ほじょ犬への接し方
 ・食べ物を与えないようにしましょう。
 ・気を引く行為は避けましょう。 
 ・温かく見守りましょう。
  (「もっと知って ほじょ犬」(厚生労働省)より)

「ほじょ犬マーク」とは?

 法律上、公共施設、交通機関、デパート、レストランなどへ、ほじょ犬は自由に同伴することができます。「ほじょ犬マーク」は、身体障害者補助犬法の啓発を目的に、施設やお店に貼られているマークです。
 施設側には法律に基づき、ほじょ犬の同伴を受け入れることが義務づけられています。

参考:厚生労働省ホームページ「身体障害者補助犬」

※この記事内容は、執筆時点2021年8月2日のものです。

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