食生活にプラス!
スーパーフードの力
《寒さを乗り切る腸活レシピ》

最近耳にする機会も増えてきた「スーパーフード」。薬として利用されてきた歴史を持ち、通常より多くの栄養を含む食品です。1月は1年で「最も寒い時期」と言われています。体が冷えて血流が滞り、お腹の調子が悪くなる方も多いでしょう。そこで、今回は整腸作用・腸内環境改善効果が期待できる「みそ」のレシピ2品を紹介します。

監修:

柴田 真希

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 柴田真希先生が解説!

スーパーフード「みそ」の力


1月の中旬は1年でもっとも寒い時期です。暦上では1月20日前後を「大寒」と呼び、この時期の寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、みそなど)は「寒仕込み」とされ、最も良いタイミングだとされています。この時期は寒さに負けないよう、免疫力を高めることが重要です。腸は体内で最大の免疫器官と言われるため、腸の健康を保つことが免疫力アップにつながります。発酵食品である「みそ」には乳酸菌が豊富に含まれており、整腸作用が期待できますよ。ぜひ取り入れてみてください!

みそバーニャカウダ

●材料(作りやすい分量・3~4人分)

【a】
・にんにく(すりおろし) ……1かけ分
・オリーブオイル……大さじ1
【b】
・みそ、牛乳……各大さじ2
・はちみつ……小さじ1
・黒こしょう……少々
にんじん、かぶ、ゆでブロッコリー……適量


●作り方


(1)小さめのフライパンに【a】を入れて弱火にかけ、にんにくがふつふつとして香りがたったら火を止める。

(2)(1)に【b】を加えて混ぜ合わせる。

(3)お好みの野菜をつけていただく。

●栄養価(1人分)
エネルギー:144kcal、たんぱく質:5.9g、脂質:8.1g、炭水化物:15.6g、食塩相当量:2.3g、食物繊維:4.7g
※かぶ1個分(80g)、にんじん1/3本分(50g)、ブロッコリー6房分(90g)を含んでいます。

白菜の回鍋肉

●材料(2人分)

豚薄切り肉……150g
白菜……1~2枚(200g)
赤パプリカ:1/4個(40g)
ピーマン……1個(30g)
ごま油……大さじ1/2
【a】
・にんにく(すりおろし)、豆板醤……各小さじ1/2
・砂糖……大さじ1/2
・みそ、酒……各大さじ1
糸唐辛子……お好みで


●作り方


(1)豚薄切り肉を3~4cmの長さに切る。
白菜をざく切りに、赤パプリカとピーマンを乱切りにする。
【a】を混ぜ合わせておく。

(2)フライパンにごま油を入れて中火にかけ、豚肉を入れて炒める。
2分ほど炒めたら、白菜・赤パプリカ・ピーマンを加える。

(3)全体に火が通ったら【a】を加えて味を調える。

●栄養価(1人分)
エネルギー:241kcal、たんぱく質:17.5g、脂質:14.9g、炭水化物:10.7g、食塩相当量:1.5g、食物繊維:2.6g

公開日:2024年1月3日

柴田 真希(しばた まき)
管理栄養士。お料理コーナーのテレビ出演をはじめ、出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなどを手がける。『切るだけ&漬けるだけ! おうちで簡単ミールキット』(学研プラス)他、著書多数。

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