ぼーっとする朝に
目覚めすっきり!

寝不足や疲れで自律神経が乱れると、目覚めてもぼーっとしがちです。こんなときは、交感神経を刺激するストレッチがおすすめ。起床時、布団の上で実践してみましょう。

監修:

黒田 恵美子

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体の要となる
腰周りを中心にほぐす

 すっきり目覚める鍵は、体の要である“腰周り”。睡眠中に体重が掛かるため、特に凝りやすいのが腰周りです。ご紹介する2つのストレッチは、いずれも腰をほぐし、交感神経を刺激。頭もすっきりし、体も起こしやすくなります。

■片手バンザイ

①仰向けの状態で、右手は下ろし
左手をバンザイするように上げる
左手と右足を上下に伸ばしたまま10秒キープ

②手と足を入れ替え
右手と左足を上下に伸ばしたまま10秒キープ

【目安】左右2回ずつ

<ポイント>

❶ゆっくりと息を吐きながら伸ばしましょう。
❷伸ばしたときに、腕や腰に痛みを感じたときは、
ゆっくり小さく伸ばしましょう。

■ゴロンと膝倒し

①仰向けに寝て、両膝を立てます。
このとき両手は伸ばしておきます。

②息を吐きながら膝を右に倒して
痛みが出ない程度のところで10秒キープ。
①に戻り、同様に左へ膝を倒していきます。

【目安】左右2回ずつ

<ポイント>

❶足は軽く開いて行いましょう。
❷膝は45度を目安に倒していきましょう。
❸膝を❶の状態に戻すときは、
腰を痛めないようにゆっくりと行いましょう。

※この記事内容は、執筆時点2021年2月12日のものです。

黒田 恵美子(くろだ えみこ)
健康運動指導士。一般社団法人 ケア・ウォーキング普及会 代表理事を務め、メタボ予防、ロコモ予防から美容につながる運動まで、多岐に渡り指導を行う。著書に『黒田式ケア・ウォーキング』『100歳まで歩く技術』などがある。

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