介護が必要となってしまった時
まず何から始めればいいの…?

もしもご家族やご自身に介護が必要になったら、何から始めればよいのでしょうか?介護保険で何ができるのでしょうか?いざというときに備え、利用開始の大まかな流れや介護区分など、基本的なことを知っておけば安心です。

監修:

永島 徹

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65歳以上なら原因問わず介護サービスを利用できる

 介護保険は40歳以上の方が保険料を出し合い、介護を必要とする方が少ない自己負担で支援を受けられるという「みんなで支え合う」仕組み。40〜64歳は特定疾病(介護利用の際対象となる16疾病)、65歳以上であれば原因を問わず、介護保険で介護サービスを利用できます。ただし、保険証を病院に提示するだけの医療保険と異なり、市区町村に事前申請し、介護の必要性を認定されなければ介護サービスを利用できません。

※この記事は、都道府県民共済グループ発行「介護のことがわかる本」の抜粋です。
内容は、執筆時点2024年8月1日のものです。

永島 徹(ながしま とおる)
認知症単独型通所介護デイホーム「風のさんぽ道」施設長。居宅介護支援事業所ケアプランセンター南風所長。社会福祉士事務所「風のささやき」代表。社会福祉士・主任介護支援専門員・認知症ケア専門士。2003年に設立した「風の詩」を拠点に、ソーシャルワーク実践を行っている。

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