被害をできるだけ小さく
災害別「減災」のすすめ vol.1

ある日突然、何の前ぶれもなくやってくる自然災害。その規模を事前に知ることは困難であり、私たちの日常の脅威となり得るものです。そこで知っておきたいのが、災害による被害をできるだけ小さくするための取り組み=「減災」。ここでは、内閣府(防災担当)が作成しているリーフレット「みんなで減災」に掲載されている内容を災害別にご紹介していきます。第1回目は「雪害」への備えです。

除雪中に多くの事故が
発生しています

 記録的な大雪にみまわれた「平成18年豪雪」の際には、152名もの方が亡くなりました。そのうち約3/4は除雪作業中の事故が原因でした。降雪量がそれほど多くない年でも、除雪作業中の事故で多くの死者・負傷者が発生しており、除雪作業の際には十分な注意が必要です。

※出典:雪害による犠牲者ゼロのための地域の防災力向上を目指す検討会、資料

除雪中の事故を
防ぐための10か条

作業は家族やとなり近所にも声がけして、2人以上で。

低い屋根でも油断は禁物。

建物のまわりに雪を残して雪下ろしを。

作業開始直後と疲れたころは特に慎重に。

晴れの日ほど要注意。屋根の雪がゆるんでいる。

忘れずに命綱とヘルメットを。

はしごの固定を忘れずに。

除雪道具はこまめに手入れ・点検を。

除雪機の雪詰まりの取り除きは、エンジンを切ってから。

携帯電話の携行を忘れずに。

※出典:雪害による犠牲者ゼロのための地域の防災力向上を目指す検討会、除雪中の事故防止に向けた対策

雪崩はどのようなときに
発生するの?

 山間部などの豪雪地帯では特に気をつけたい「雪害」。中でも雪崩は時速100~200kmものスピードで斜面を下ってくるため、危険を感じたらすぐに避難する必要があります。降雪や降雨の後、天気が良く気温が上がったときや、気温が低く古い雪の上に多量の新雪が積もったときなどに発生しやすくなります。
 雪崩の発生しやすい場所は「雪崩危険箇所」に指定されていますので、スキー場や観光施設、冬山登山などにお出かけの際には十分注意しましょう。

参考:内閣府(防災担当)「みんなで減災(減災啓発ツール)」

※この記事内容は、執筆時点2020年12月2日のものです。

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