“生活を変えない”が成功の秘訣
代用品での節約術

節約には「生活を変える節約」と「生活を変えない節約」の大きく2種類があります。住まいを変えたり、車を手放したりと、暮らしを大きく変えることには、ムリや我慢がどうしても生じてしまうもの。そこで今回は、機能や効果はそのままの「代用品での節約術」をご紹介します。

監修:

二宮 清子

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目標の貯蓄額に向けて
ストレスを少なく前向きに

 「代用品での節約術」とは、買う物や使う物を工夫することでできる節約です。例えば、メーカー商品ではなく、安いPB(プライベートブランド)商品を購入したり、ラップフィルムの代わりに、シリコンラップを使用するなど。ここ数年で活用する方も増えたフリマアプリも、新品を購入する代わりに古着や中古品を購入するという代用品での節約術の一例でもあります。機能や効果はそのままの代用品を活用することで、生活を変えることなく節約することができます。

 代用品での節約術の良いところは、目標の貯蓄額までコツコツとムリなく継続できるところです。生活を切り詰めていけば、出費を減らすことはできますが、ストレスが溜まり、目標の貯蓄額まで継続することが難しくなります。しかし、代用品での節約術は、そもそものストレスが少ないことに加え、代用品で工夫をすることを楽しんだりと、生活に取り入れやすいのが特徴です。

 下記では、代用品での節約のアイデアをいくつかご紹介します。これらを参考にしながら、節約の成功に向けて、前向きに節約に取り組んでいきましょう。

※この記事内容は、執筆時点2023年6月30日のものです。

二宮 清子(にのみや・きよこ)
ファイナンシャルプランナー、合同会社リーフ代表。生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)で家計簿・家計管理のガイドとして、赤字家計を脱出した自分の体験から、節約や家計簿についてのアイデアを発信中。

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