定年退職後の再雇用
年金ってどうなるの?

定年退職した後にそのまま再雇用で働き続けるスタイルが増えています。その場合の年金はどうなるのでしょうか?給与の額によっては支給停止になることもあります。ここでは、給与をもらいながら受給する「在職老齢年金」についてご紹介します。

監修:

浅田 里花

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働きながら公的年金がもらえる
支給停止の仕組みも

 働きながらもらう公的年金を「在職老齢年金」といいます。基本月額(年金年額の12分の1)と総報酬月額相当額(年収の12分の1)の合計額によっては、年金が全部または一部支給停止となります。

■60歳以上65歳未満の場合

 基本月額と総報酬月額相当額の合計が28万円以下の場合は、年金の減額はありません。基本月額が28万円超か以下か、総報酬月額相当額が47万円超か以下かの組み合わせによって、4通りの計算方法で支給停止額が計算されます。支給停止調整開始額(28万円)・変更額(47万円)は、毎年4月に見直されます。

■65歳以上の場合

 基本月額と総報酬月額相当額の合計が47万円以下の場合は、年金は全額支給され、超える場合は全部または一部が支給停止となります。

■雇用保険との併給調整

 「高年齢雇用継続給付」を受給すると、さらに在職老齢年金との「併給調整」が行われ、最大6%年金が減額されます。

※記事内容は、執筆時点2019年8月1日のものです。